シャツの生地
糸の番手
シャツの糸の太さの目安となる単位のことを番手と言います。糸の一定の重さに対し、糸の長さがどの位あるかを数字で表したものになっています。その数字が大きくなっていく程、糸は細く、シャツの見た目も光沢のある生地になります。
シャツに使用されている代表的な生地5選
- ブロード
- ドレスシャツを代表する生地をそう呼びます。ビジネスシーンから冠婚葬祭まで、幅広く使用されている定番生地の素材です。特徴として、綺麗な光沢があり、一番フォーマルな生地と言われています。
- 50番手のものが沢山使用されている
- 光沢の増した上質なシャツは80~120番手のものが使用されている
※糸の太さが細くなる程シャツにより光沢が増します。
- ロイヤルオックスフォード
- 風通しに優れている夏向きの生地になります。ボタンダウンシャツによく使用されているオックスフォードより番手の大きい
糸が使用されており、美しい光沢があります。品のある着こなしが出来、ビジネスシーンで広く活用可能です。
※オックスフォードの種類(番手の目安にして下さい。)
- 20~40番手:『オックスフォード』 少しカジュアル
- 80~100番手:『ピンポイントオックスフォード』 ドレッシー・フォーマル
- 100番手~:『ロイヤルオックスフォード』 高級感・フォーマル
- ツイル
- 綾織りとも呼ばれており、斜めに細長く直線のデザインが見える模様が特徴の生地です。シャツに光沢感があり、手触りがなめらかで、よくフォーマルな洋服やドレスに使用されています。
- ヘリンボーン
- ヘリンボーン とは英語で”ニシンの骨”という意味があり、シャツにもニシンの骨を連想させるようなデザインになっています。向きの違う縞(しま)模様デザインになっているのが特徴です。高級感や柔らかい印象があり、ビジネスシーンから少しシャツでもオシャレを取り入れたい人にもおススメです。
- ドビー
- 平織りや綾織りの生地に、ストライプ・花柄・幾何学模様など、色々な模様のデザインが施されている生地です。高級感がありシャツに光沢があります。
シャツの襟の形
襟先の開き:75~90度位
※どんなシーンでも、どんなデザインの洋服にも合わせやすい定番の襟型です。
身体に合ったサイズを選ぶ
2つのポイントをチェックしよう!
大体がこの2つのサイズで決定します。自分の身体に合ったシャツをしっかり把握し、身体にフィットしたものを選び、見た目のだらしなさが出ないようにしましょう。
- 首回り
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首周りの測り方
メジャーを喉ぼとけの下にあてて、指を2本入れて測った位が目安です。
※手持ちのシャツで測る際は、ボタンの中心~ボタンホールの中心までの長さを測りましょう。
- 裄丈
- 裄丈:首の付け根の中心~くるぶしまでの長さのことです。
※洗濯をした際、生地が縮むことを想定し、実際のサイズよりも2cm~3cm長めのものを選びましょう。
3段階に分けて測ると便利!
- 首の付け根の中心~肩の付け根まで
- 肩の付け根~肘まで
- 肘~手首のくるぶしまで
このように、測る個所を分けるとサイズを上手く測ることができます。
手持ちのシャツで測る時!
まずシャツを裏返して…
こちらを測るようにしましょう。
以上の3点をしっかり把握し、適切なシャツを選んでいきましょう。